このコラムを読んで来年度から休学を決意した皆さん、おめでとうございます&ようこそこっちの世界へ(笑)
皆さんが踏み込んだ世界は、12月1日就活解禁とか、合同説明会○回参加とか、企業訪問○十社目といったものに縛られない道なので、すがすがしい気分で歩んでください。
というわけで今月のコラムは「成長に必要な心意気」です。
人の夢に「いいね!」と言える人
「目についたものは何でもやってみる」ためには、文字通りきちんと「何でもやる」ことが大切です。この5文字で今月のコラム終わってもいいのですが、もっと具体的に行動指標を提示したいと思います。
「人の夢に『いいね!』と言える人になろう」です。
もちろん、自分が具体的な夢を持ち、それを語れるに越したことはないのですがそう簡単なものではありません。でも周りには、夢を持ってそれを語り、輝いている人がいませんか?そして思いません?
「なんでこの人はこんなに輝いているのだろう?」
「この人みたいに夢を持ちたい!」
そういう人(メンター)を見つけたら、その人を決して逃さないでください。その夢に『いいね!』といい、あわよくば「一緒にその夢見させてもらえませんか?」と言いましょう。
感謝の気持ちより感謝の”行動”
ここで一番大切なのは、メンターを見つけることでもなければ、一緒にやるということでもなく「『いいね!』と言える心意気」、さらにはそれを行動に移せる『実行力(実現力)』です。
夢を持つことや、自分自身を知ることが大切なのではなく、「周りの人に敬意を表せる」こと自体がとても大切なのです。
それは、必ず行動を伴ってください。よくありきたりな言葉に「感謝の気持ちでいっぱいです」という文言があります。僕はそれが大嫌いです。極端な話、感謝の気持ちなんて何にもなりません。やるなら感謝の行動です。
SNSに感謝の意を投稿するのは30秒でできますが、感謝の行動は30分×人数分と時間もかかります。ですが、そういう細かい配慮と行動の積み重ねがとても大切です。もし休学したのなら時間はあるわけですからそういうことに時間を使ってください。
さいごに
これで2013年のコラムを終わります。
大学3年・短大1年生の就職活動が解禁されました。
情報に振り回されることなく、あなた自身の価値を最大に高めかつ安売りせずに納得のいく就職活動になるようお祈りします。
何かあれば相談事にも応じますので気軽に編集部に連絡をください。いつでも応援しています。
中西 理|Nakanishi osamu
http://ameblo.jp/tanemaku-osamu/
大分大学医学部医学科6年生/学生団体BTG大分代表
東京大学在学中に様々な学生団体やNPOで活動。その経験を大分の地域活性化に活かしたいと思っていた中で、医療こそが地域活性化の最後の砦ということを知り、大分大学医学部に学士編入。その後、大分初の本格的学生団体BTG大分を設立し、ビジネスコンテストの主催や様々な地域活性化活動を行っている。
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