時間を“使う”ではなく“投資”する
お金はないけど時間がある学生にとって、その時間を何に使うかはものすごく重要です。
休学はしたものの、何をするか。
これは以前行った講演会でとある方がおっしゃってた田中マー君の言葉を借りたいと思います。(楽天も優勝したことですし(笑))
『僕は、人生って時間とお金を何に投資するかで変わると思うんです』。
時間を“使う”ではなく“投資”です。投資とは「将来を見込んでつぎ込むこと」です。その投資先ですが、より高みを目指したい学生はぜひ『目についたらやってみる、誘われたら断らない』を意識してみてください。
「やりたいこと」なんて分かるはずがない
突然ですが、『あなたがやりたいことはなんですか?』「あなたの特性は何ですか?」と問われて即答できる方はどれほどいるでしょうか。多くの方が悩み・迷ってしまうのではないかと思います。
「いいんです!」(サッカー解説者の川平さん風)。
むしろ、それを見つけるために学生やってるようなものなんですから。それを見つけるためには『何でもやってみる』をキーワードにしてください。むしろ『嫌なことほど積極的にやる』くらいの勢いを持っていたほうがいいです。
ラーメンの味は食べてみないと分からない!?
ところで『好きなラーメンは何ですか?』と聞かれてあなたは何と答えますか?
「しょうゆラーメンです」
「ちぢれ麺が好みです」
いろんな答えがあると思いますが、学生の皆さんが到達すべきところは「ラーメン二○の小豚油少な目野菜増しです」と言えるようになった就活を始めることです。
そのためには、たとえ自分がしょうゆラーメン派でも、みそや塩も食べてみて、とんこつでも細麺・太麺、さらにはトッピングの種類など『何でも試してみる』ことが重要です。
そのためには、目に留まったものに対して好き嫌い、向き不向きにこだわっている場合ではありません。いくら嫌いで向いていないことでも、時間をかければできます。そして、その時間が学生にはあるんですから。
人生の選択肢を増やしていこう
できないと思っていたことができるようになると、それだけ選択肢が増え、人生の幅が広がります。
可能性も倍増です。それをするための時間が、学生にはあります。今しかない学生時代の利点を最大限生かしてください。
次回は、その「何でもやっていく」ために必要なマインド~心意気~について書きたいと思います。
中西 理|Nakanishi osamu
http://ameblo.jp/tanemaku-osamu/
大分大学医学部医学科卒/学生団体BTG大分前代表
東京大学在学中に様々な学生団体やNPOで活動。その経験を大分の地域活性化に活かしたいと思っていた中で、医療こそが地域活性化の最後の砦ということを知り、大分大学医学部に学士編入。その後、大分初の本格的学生団体BTG大分を設立し、ビジネスコンテストの主催や様々な地域活性化活動を行った。
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